カウンセラーの大西さおりです。

カウンセリングに来られる方のなかには、自分を本当に変えられるのかと不安に思っている人も多いようです。
たしかにこれまで長年やってきたやり方を変える、というのは簡単ではありません。
時間だってかかります。

でも自分を変えたい、変わりたいと思っているということは、まずなにか自分自身に不都合なことがあるということを自覚しているはずです。
そこに気がついた時点で、一歩前に進んでいるのではないでしょうか。
そこがわかってはじめて、自分のどこをどうすれば良いのかを考えることができるからです。
自分自身が変わるのではなく、相手や環境が変わってくれさえすれば…と考える人もいます。
そうではなく自分を変えたい、変わりたいと思っている時点で、その人はすでに変わり始めているのではないかと思うのです。