2023.01.31
被害者という名の加害者
こんにちは。
カウンセラーの和田直子です^^
身近な関係性ほど親密になるのは当然のことですね。
その親密な関係性ほど歪みやすいということもあったりします。
近年DVやモラルハラスメントなどよく耳にするようになりました。
その場合、被害者と加害者とに分けられています。
そしてそれは被害者が必ずしも女性という場合ではなく男性であることも増えてきました。
暴力や心理的なハラスメントにおいて、危害を加える側を加害者とされますが、
その位置づけに対して加害者側の多くは加害者であることを認識していない場合が多くあります。
何故なら彼らの多くは被害者であると思っている場合が多いからです。
(※これは一般論には当てはまるものではありません。
ただ、一つのケースであることを書いておきますね^^)
その考えの多くは、自分はこれだけのことをしてあげたのに相手は何もしない
自分はこんなにも尽くしているのに、相手は尽くさないといった
自分がしてあげたことに対しての見返りを返さない行為だったり
自分の要求に応えてくれない、満たしてくれない、裏切られたという絶望が
心の奥底に潜んでいたりします。
その絶望の気持ちがある意味仕返しとしてDVや暴言、ハラスメントとして出るのです。
自分はこんなにも苦しんだのだから、相手も苦しんで当然
自分の苦しみはこんなものではないのだから
そんな思いを持っていますから、自分が加害者であるということは頭の片隅にもありません。
彼らからしたら正真正銘の被害者なのです。
こんなことをされた
あんなことをされた
されて嫌だったこと、傷ついたこと、辛かったこと
それらばかりを見ていて相手に危害を加えても決して心が救われることはありませんね
それどころか世間からレッテルを貼られてしまって、更に傷つく結果となってしまいます。
心を救う為に何が必要なのかといえば、
自分は被害者だけではなく、加害者でもあるということをしっかりと受け入れていく必要があります。
初めは被害者だったのだと思います。
けれど傷つけられたからといって傷つけていいのでしょうか。
傷つけられた分、相手も傷つけた
そういう意味の加害者であることをまずは受け止めていきましょう
救われる道は必ずあります。
自分で自分を嫌いになっていく道を辿るのは自由です
その道は一つしかない訳ではなく、
自分で自分を好きになれる道もあるのだということを忘れたくないですね。
全ては自分の選択の上に成り立っています。
今までしてきた選択とは違うもう一つの選択を選んでみましょう^^
楽で自由に生きる選択をするのか
苦しくて辛くて悲しく生きる選択をするのか
貴方ならどちらを選びますか?
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