カウンセラーの大西さおりです。

よく怒りをコントロールすることが大切だといわれます。

そうはいっても怒りは本来自分の身をを守るための必要な感情です。

怒りを感じることを禁じるのではなく、本当に必要な時にだけ怒ることができるようになれればいいのです。

そのためにはただやみくもに怒りをおさえたり我慢したりするのではなく、怒りに上手に対応することも大切になります。

それにはまず自分の怒りの内容を分類することが必要になります。

ポイントは

・その怒りは自分にとって重要か／重要でないか

・自分で変えられるのか／変えられないのか

という点です。

この4つに分類ができさえすれば、それぞれの対処法を考えていけばいいというわけです。

・自分に重要で、変えられること→解決策を考える

・自分に重要だが、変えられないこと→他の方法を考える、どうにもならない事としてあきらめる

・自分に重要でなく、変えられること→出来るときに解決策を考える

・自分に重要でなく、変えられないこと→やりすごす、怒っても仕方ないことと考える

 参考にしてみてください。