こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

こだわりが強ければ強いほど自分や他人を許すことが難しいものですよね。

視点を変えてみると、自分の基準に達しないということに拘っているから許せないということでもあったりします。

このやり方で

この方法で

この順序で

私は過去にクリニックでアルバイトをしていた経験があります。

そこで教えてくれる人がまさにそんな人でした。

ミスが許されない仕事であるからこそ、丁寧に仕事をしようとしていたのですが、

患者さんがとても沢山いる場所だったので、スピード重視でした。

そこで、長年築き上げてきた方法を教えてくれていたのですが、

少しでも自分のやり方に沿わないと、かなりの攻撃を受けました。

所謂嫌なお局さんがそこにいたのです＾＾；

確かに自分が辿り着いた場所はその人にとって正しいものなのでしょうが、

それを他人に押し付け、ミスを引き起こしてしまっては元も子もない、というのが個人の意見です。

そのお局さんは他のやり方を一切受け入れない人だったので、

働く側としてはとてもやり難かったですし、

ずっとそこで働きたいと考える人は一人としていませんでした。

自分が正しい

そこに拘ることは本当に必要なことなのでしょうか。

自分にとっての正解は他人にとっても正解なのでしょうか。

その他人にとっての正解を受け入れることができないと、

知らない間に人を追い詰めてしまいます。

自分が築き上げてきた道のりは確かに間違っていません

けれど、同じ道のりを自分なりに（他者が）歩くことというのは必要なことで、

その道幅、道のりは人それぞれあっていいものです。

自分しか許すことができない人は他人なんて許すことなんてできないですし

最初からそういう目線で物事をみてしまいます。

十年程前の話ではありますが、そのお局さんは、きっとそういう人だったのでしょうね

こだわりが強いことは尊重できますが、

それを他人に押し付けることは迷惑でしかありません。

私を含めて完璧主義傾向にある人は自覚をして注意していきたいものですね