カウンセラーの大西さおりです。

ストレスを溜め込みやすい人というのは、多くは人に頼ることが苦手だという傾向があるようです。

助けを求めたり頼みごとをしたりということだけでなく、自分がつらいとか困っているということを口にすることさえ出来なかったりする…。

心当たりはありませんか。

「人に頼ることができない」という心理には、どういった考えがもとになっているのでしょう。

こうした人々にとって多くの場合、人に頼るということは「人に迷惑をかけること」だと思い込んでいる可能性があります。

もちろん、いつでもどこでもむやみやたらと人に頼るようなことは良くないかもしれません。

でも本当に困っているときやつらい思いをしているときに人に頼るのが、迷惑をかけることなのか？

逆の立場になって考えてみると、どうでしょう。

頼られることで迷惑と感じるよりも「頼りにされている、信頼されている」と嬉しく思うことの方が多いのではないでしょうか。

それが相手の役に立てたのなら、なおさらです。

もし心当たりがあるのなら、意識して「人に頼ること」にチャレンジしてみてくださいね。