こんにちは。

カウンセラーの和田直子です＾＾

何か問題が起こったりした時に、誰が悪いのかという視点で

どうしてそれが起こったのか

それにより、どうしてこういう事態になったのか

分析をするのだと思います。

誰が悪いのか、そういった視点は個人の分析や受け止め方、

物事の捉え方等幅広く当てはめていくことができます。

誰が悪いのかという視点はメリットもあればデメリットもあります。

メリットとしては責任の所在を明らかにできますし

それによって自己反省をしたりして成長していくことができますね。

デメリットとしては自分のせいで、という責任を負えない人も沢山いますから、

自分は悪くないという自己防衛が働く為、言い訳や正当化を生み出しますし、

言い逃れをしたり、なんとか回避しようという心が働きます。

自分以外の誰かなのであれば苦しくはありません

その傍らでよかった、とホッとしている自分の存在に気付くことはありませんか。

誰だって事態の責任を負うことは大きなストレスがかかるものです。

出来る事ならば、自分のせいにはなりたくないのが人間というものです。

誰が悪いという視点でいることで、自分も他者も苦しめてしまうこともあります。

責任の所在を明らかにすることは問題原因を考える上で必要なことではありますが、

誰が悪いと言っていたって、事は進んではいきません。

起こってしまったことは仕方のないこと

あいつめ～と責める心は、まさに誰が悪いという視点を持っていることの証でもあるのです。

そんな時は誰も悪くないという視点にスライドしていきたいものです。

固執することは事を前へは進めてくれませんから。

自分も悪くないし、相手も悪くない

そう考えることで冷静な思考を取り戻せることもあります。

できることなら自分も他人も苦しめてしまわないようにしたいものですね＾＾