カウンセラーの大西さおりです。

コロナウイルスは私たちの生活をすっかり変えてしまいました。
今まで当たり前だったことができなくなってしまうなんて、思ってもみなかったことです。
たとえば、この半年ほどは友人知人と会う機会が本当に少なくなってしまいました。
ソーシャルディスタンスなどと言われますが、「心の距離」もできてしまったような感じです。

そこで私と友人の間で始まったことがあります。
それは「文通」です。
手書きの手紙やハガキを送りあっているのです。
メールやSNSを使えばあっという間にすむことも、紙に書いて切手を貼って投函して相手に届いてさらにその返事が来て…とかなり気の長い話です。

でもこの手間ひまかける面倒くささがいいのです。
相手のために時間と手間をかけるということがあるからこそ、それを感じることで「心の距離」が縮まるのではないでしょうか。